chkrootkitのインストール


サーバーへの侵入者が使うrootkit(侵入したハッカーが次回侵入のために仕掛けておくバックドアやトロイの類)を検出するためのツールであるchkrootkitをインストールした時の備忘録。

注意としてはこのchkrootkitで全てのrootkitに対応している訳ではない事、
またクラックによってchkrootkitで使用されるlsなどが改竄された場合、chkrootkitでのスキャン結果は信用できないものになるということです(これを回避するためCDブートのLinuxを使ってchkrootkitを起動させる方法もあるらしいです、ここでは書きませんが・・・)。

しかしながらインストール自体はとても簡単なのでインストールしておいて損は無いと思います。

 

■ chkrootkitのダウンロード

まずchkrootkitをダウンロードしてきます。
以下のサイトよりchkrootkitをwgetもしくはクライアント側でダウンロードしてFTPなどでサーバーへ移動させて起きます。


本家
http://www.chkrootkit.org/
日本のミラー
http://jp.chkrootkit.org/
※2006年1月現在の最新バージョンはchkrootkit0.46

日本のミラーサイトの方が何かと分かりやすいと思います。


 

■ インストールとchkrootkitの実行

 
chkrootkitをダウンロードしたら任意のディレクトリで展開、インストール。
自分は/usr/local/で作業しました。

# tar zxvf chkrootkit.tar.gz
# cd chkrootkit-0.46a/
# make sense
インストール自体はこれで終了、次にchkrootkitを実行
# ./chkrootkit

ROOTDIR is `/'
Checking `amd'... not found
Checking `basename'... not infected
Checking `biff'... not found
Checking `chfn'... not infected
Checking `chsh'... not infected
Checking `cron'... not infected
Checking `date'... not infected
Checking `du'... not infected
Checking `dirname'... not infected
(以下略)
こんな感じでログが表示されます、
rootkitが検出されない場合は「not infected」検出された場合は「INFECTED」と表示されます。

#cp -p chkrootkit /usr/local/bin/


 

■ cronでの実行

cronを使って一日一回chkrootkitを起動、スキャンするようにします。
/etc/cron.daily以下にシェルスクリプトを作成。

# vi /etc/cron.daily/chkrootkit

以下のように編集。

#!/bin/sh
/usr/local/bin/chkrootkit  > /var/log/chkrootkit.log
grep "INFECTED" /var/log/chkrootkit.log | mail -s "chkrootkit log" root
chmod 600 /var/log/chkrootkit.log


# chmod 700 chkrootkit

内容はchkrootkitを起動、ログを/var/log/chkrootkit.logに保存。
スキャンの結果をメールで送信。

この/etc/cron.daily/chkrootkitをcronで一日一回実行すればOKです。

 

 


PC書き溜め備忘録
http://spinel.sytes.net/~bibou//staticpages/index.php/chk